JUNJI SONODA BEAR BACK

JUNJI SONODA  BEAR BACK

ARCTIC PU FORM BLACK 2mm STRINGER

5'9.5"× 18.7" × 2.25" 25.6L

for   EK


ストレイ チームライダーのEKくんのニューボード

今回は試乗して新鮮だったBEAR BACKのサイズで乗ってみたいと彼の意見をほぼそのまま

反映したオーダーです。

75kgの彼には浮力が心配ですがどうなんでしょう。

ただリアルに感じた自分の意見をボードに反映することはすごくいい事です。



浮力の話題が出たので少しボードの浮力のお話を。


私のサーフボードに対する基本的考えに、浮力は少し強いくらいがいいというのがあります。

なぜかというと浮力が強いくらいのボードに乗っている方がスピードがあってターンがスムーズに

行えるからです。

それではなぜほとんどの人が多い浮力をいやがるのでしょうか。

それはきっと動きが重くなるからだと思います。

ターンはレールを沈めて行いますので、強い浮力のボードはレールを沈めるのにパワーが要ります。

もっと軽くイージーにコントロールしたいと思っている人が多いのでしょうね。

もちろん軽くイージーにターン出来ることはすごくいい事です。


自分の体重やパワーと浮力のバランスが合っているのが一番いいのですが

どっちの転んだほうがいいかというと、少し浮力が多めぐらいがいいと思います。

それはなぜかって。

弱めの浮力を好む人のサーフィンが正直あまりかっこいいと思えないからです。

遅いスピードでボードを足でくいくい動かしてどや~みたいな。

パンパンぱんぱんボードをはたいてどや~

少々浮力が強いからってターンにストレスを感じるとしたら、きっとそのターンはいいターンではありません。


クイクイ動かすことより、深く沈めなくてもいいのでレールを入れホールドし、長くターンするようにしたいものです。

ターンの径は小さいより大きい方がかっこいいです。

小さい径のターンでライディングを組み立てるサーファーが圧倒的に多いのが日本人サーファーの特徴でもあります。

ライディングが大きなターンで組み立てられるようになったら、きっとあなたのサーフィンに

いらないトリミングがなくなり、走り過ぎのアップスがなくなり、レールターンオンリーの

超クールなスタイルを身につけたことになるでしょう。


ちょっと辛口な感じになってしまいましたが、それが私の持論です。


ただサーフィン歴3年ぐらいで波をフロント、バックサイド滑れるようなった脱初心者レベルの人は

浮力を落として波のパワーゾーンを感じるために浮力を落とすのはありかもしれません。


浮力の無いボードでテイクオフの時バタ足バチャバチャ

浮力のないボードでトロいセクション鬼パンピング

浮力のないボードでカットバックしてレール食っちゃうのでカットバック苦手です


浮力を増やせばすべて解決する話なんですけどね。

なぜか嫌われる高浮力??